マグネチックループアンテナを計算する

この記事は2008/4/12のものです。



◆MLAを作る時に使っている計算

 MLAを作ろうとした時に、使用したい周波数ではどの程度の大きさにしたらよいか、見積りが必要になります。以下のリンク先の計算式(Excel)が以外と実物に合っており重宝です。(残念ながら現在はリンク切れですorz..)

Building a small transmitting loop (Magnetic Loop)

 この計算をJavaScriptに転記しました。周波数、メインループの直径、ループに使う素材断面の直径、最大電力を入力し計算ボタンを押してください。主要な項目を下の表に表示します。

周波数 MHz
メインループの直径
m
素材断面の直径 mm
最大電力 W

利得
dB
インダクタンス
uH
Q
帯域
kHz
キャパシタの電圧
V
キャパシタの容量
pF

 いつも注目している項目はキャパシタの電圧と容量です。たとえば、21MHzで直径1.2m、10Wの場合、キャパシタの電圧は1kVを超えます。耐圧と容量がマッチするバリコンを調達するか、作らなくてはなりません。

 また、この計算は1ターンの場合です。メインループのターンを増やすと電圧は上がりますのでご注意あれ。